夜行バスに乗ってみました(東京→大阪)
ジャニヲタだった大学生の頃ぶりくらいに夜行バスに乗ってみました。
このブログで遠征のあれこれなんかも書いていきたいと思ってて、ヤコバ体験記を記事にしようと思ってたのに写真は一枚もありませんが気にしない方向で。
乗ったのは7月某日、お値段はたしか4500円くらいだったかな。レポを書くと言っているのにこのあいまいさだけどそれも気にしない方向で。
新幹線の1/3ほどの価格で大阪まで帰れちゃうんですね!
そもそもわたしがヤコバを使わない理由は、やはり体力的な問題。
それと土日で遠征することが多いため月曜日に普通に出勤する為にはお風呂に入る必要があり、ヤコバの場合それが難しいから。
ネカフェとゆー手段はあるけど、夏場のシャワーでも1時間かかる人間なのでネカフェの30分だと甚だ不安なんですよね。
たまに、例えば池袋とかの新幹線駅から遠い劇場で日曜ソワレが18時開演だったりすると3時間舞台の場合はもう終電に間に合わないのですが、そのときは東京で1泊して翌朝始発の新幹線に乗りそのまま出勤したりもします。
以前、終電に間に合うと思ったら間に合わなくて仕方なく名古屋で一泊し、日曜の夜だったのでホテルは全然あったんですが、翌朝パンツを替えずに出勤したという社会的にどーかと思う経験もしたことがあるので、終電に乗れるか不安なときはもう泊まるよーにしました。
それくらい夜行バスは手段から除外してたのですが、今回使ってみよーかなと思ったきっかけが4月に行った海外旅行のフライト体験からなんですよね。
LCCじゃない普通の航空会社でしたが、エコノミークラスで9時間のフライトがマジでヤコバ並で、これに耐えれたならバスも行けるんじゃね?と思ったから。
この時の飛行機は夜出発→昼着の便だったのですがフライト中あまりの劣悪な環境に幾度となく帰りたい…と思いました。
元々ぜんっぜん行きたくない旅行だったですし。
まず夜出発なので機内で睡眠を取るのですが、揺れがもーヤコバのそれ。
あと4列の真ん中席だったのでお手洗いに行くのに気を使う。とゆーか隣が寝てたら行けない。
そして問答無用で出される機内食。9時間フライトなので2回くらいあったかな。
ドリンク何飲むんや!と英語で聞かれ「あったかいお茶…」と日本語で答え、食事や!鶏肉と豚肉どっちがいーんや!と英語で聞かれ「豚…」と日本語で答え、肉のソースでべちゃべちゃになったお米を見てげっそり…みたいな感じでした。
しかもそれが寝起き。
無理です寝起きで肉食べれません、パンより米派だけどソースでべちゃべちゃの米は食べたくありません…!という万感の思いを胸にぼそぼそと箸を進め、歯も磨けぬまままたうとうとして目が覚めると次の機内食が来る、とゆー、そんな感じのフライトでした。
その経験で、ヤコバいけんじゃね?と思い、まだ8月の予定が出てない時期だったので金銭的節約もかねて思い切りました。
以下、海外旅行のフライトとヤコバの比較
・機内泊、車中泊
その日朝イチの公演に間に合うよーに家を出た為、朝の4時に起きてたのでバスの中では余裕でスヤァと寝てましたw
休憩所で目が覚めるけど元々の寝起きの悪さも手伝ってまた秒で寝落ちてました。
疲労感に助けられて思いのほかよく眠れた。
・座席
4列シート窓際でした。飛行機に比べて片側にしか人がいないので自分のパーソナルスペースを守れて快適(とまでは言えないが)に過ごせました。
シートの質としてはどっちもどっち。むしろバスのほーがまぁヤコバだしこんなもんだよなとゆー諦めが入る分大してストレスにはなりませんでした。
・お手洗い問題
休憩が3回あったのですが、超絶日本人なので決められたタイムスケで動かされるほーが性に合ってると分かりましたww
自動的に休憩を挟んでくれるバスのありがたさったら。
お手洗いひとつでも自己主張を要する飛行機(しかも狭いから通路横のひとに一回立ってもらわないといけない)にくらべて圧倒的心の安寧。
・その他
飛行機にくらべて良かった点。日本語が通じる。半強制的にごはんが出てこない。そして消灯時間はあるものの携帯が使える。これ。
いかんせん携帯依存症でツイ廃なもので、飛行機の9時間は携帯が見れないとゆーだけでなんかこー言葉では言い表せないストレス?とゆーか、喪失感?とゆーか、そんなものを感じてました。携帯が使えるってだけでかなり心が休まる。
そして気になってた体力的問題でしたが、バスの中で思いのほかぐっすり寝れたおかげで大阪についた時はわりと元気でした。
むしろ久々のヤコバを乗り切ったテンションで、お?このままユニバでも行っちゃう?とか思いましたww
お風呂に入りたかったので梅田のきっちゃてんでモーニングを頂き帰宅しましたが。
結果。9時間フライトの飛行機よりは夜行バスのほーが圧倒的に人権がある、と、あくまで個人の感想です。
ちなみに現場に行く際はヒールにワンピースとかが多いのでバス泊用にTシャツ&ロンスカ&べた靴を持っていきました。あと替えの肌着。
バスタのお手洗いにフッティングルームがあったのでそこで汗になったストッキングや肌着を脱ぎ捨て、汗ふきシートで体をふいて持参したゆる着に着替えました。
このフッティングルーム、まあ当然といえば当然ですが全身をうつす鏡があるので、体を拭いてるときに自身の半裸を見ることになり、わりと心が死にました。
時間的にお化粧を落としたり歯磨きをするヒマはなかったので(洗面台も空いてなかった)それらは1回目の休憩所で。
SAのお手洗いってキレイですよね。そこで化粧を落として歯を磨きましたが、水が安全なのもありがてえ~~~~~~!!!
飛行機では機内食の後で歯を磨きたかったのですが水が信用できず、歯磨きガムで済ませてたのでキレイな水でばしゃばしゃ顔を洗い歯を磨ける日本って最高だなって思います。
以上。こんな感じなら今後バスも選択肢に入れていーかなと思いました。ピューロの隣にスーパー銭湯あるし。
…と思ったけど万が一、万が、一、風呂上りに推しと遭遇なんてした際には死ぬしかなくなるのでそこで入浴するのはナシにしても、汗ふきシートで全身をくまなく拭くと1晩くらいなら耐えれるサッパリ感は得られました。
…が、やはり極力は新幹線。
帰宅後にお風呂に入ってご飯を食べて、その日はトータルで16時間くらい寝てました。
犬か赤ちゃんか。
まあヤコバの使い心地やその後の回復に要する時間などが今回分かったのは収穫だったかなと思います。
翌日が仕事だったら無理だな…ヤコバに耐えうる体力があった時代に戻りたいよぉ…。